IQ70の日記

考えをまとめたい

僕が離れた絵の話

最近また描いているわけですが

 

僕の絵

 
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 アイコンにもなっているこの絵などが僕の絵です。一応「そこそこ」と言われるくらいの位置はあると思っています。ここでは16歳あたりから20歳まで絵を一切描かなくなった話をします。

 僕が絵の始まりは幼児学習(?)の水彩だと思います。それ以前にも絵に触れる機会はありましたがまともにやったのは水彩だったと思っています。何をしても褒めてくれたので楽しかったんですよね。

 小学生をそんな感じで終えて中学に進むわけですがこのあたりから家庭が崩壊していきます。今考えると発達障害でよくある奴ですね。そのうち文章にまとめようと思います。とりあえず部屋のドアが撤去されて監視環境が始まった感じです。

 そんな感じで家には帰りたくなく、学校には勿論友人などいなく、部活は行っていなかったために住処が図書館位になります。図書館には関わってくる人がおらず、「絵の描き方」のような本があったので最高の環境でした。

出てきたツール

 そんな感じで他の影響を受けずに絵を描いていた僕の価値観は「絵はなるべくリアルに、良く見せるために歪ませたりはしない。」などと考えていたようです。そのような写真に近い絵は今でも好きです。萌え絵も描いていたように思いますがあれはあれで僕の世界の中ではリアルだったので。高校1年位になるとやっと会話できる友人ができて上手いなど言われたり、pixivでランキングにのったりして調子にのっていましたね。

 やっと絵をやめた理由に入るわけですが、pixivを利用していた僕はとうとうデッサン用の3Dモデルを見つけてしまう訳ですね。自由に体型を変える人型がポーズを自在にとる、人以外にもロボットの3Dモデルを投稿している人もいてとてもかっこいい。これはかなり僕に衝撃を与えてしまいました。ゲームは下手だから一緒に遊んでもつまらないと言われ、勉強は常に下から10番ほどで、体も頭もは思った通りに動かない。絵の他に時間と努力を投資したものが何もなかった僕は世界と繋がる手段は嘘やはったりを除いたら絵しかない。それなのに絵の本質と思っていた場所がもう完全にズレていて僕程度の絵だったら適当なパソコンと知性があれば出来てしまう。僕の描く絵はすべて他の部分でコンプレックスを感じる人が使う3Dモデルに劣ってしまう。

 恐らくこの3Dモデルは「彩色」という段階を経てその人の作品になるものなのでしょう。しかし根気がなく塗りを全くしたことがない。金もなく100均の黒ボールペン以外使ったことない僕は彩色の技術は0に近かったです。

 こうして何にも秀でることがなくなった僕は絵を辞めました。

 

まとめ

 中途半端な人間が破れた話でした。

 中高生の頃は「技術でも知識でも何か無いと価値がない、生きている必要がない」という考えに常に追われていたように思います。ですがなんとなく21年弱生きてきて何もない人間でも生きていられるし、価値がなくても世界とは繋がれることを諦めと共に学習できたように思います。最近はまた趣味として絵を描けているわけですしね。相変わらず金はないのでアナログのままですが。

 そういえば今は3Dモデルの上に人を塗りをするのがアニメなどでありますが(ガンダムUCなど)。最近線画をAIに塗ってもらうサイトが流行っていますしデジタルの作業はアイデアだけとかになったりするんでしょうかね。楽しみです。

 

 次書くのは僕と親が崩壊した話とかなんでしょうか。わかりません。

さよなら